仙台市内でおしゃれビストロ送別会。カッサータ

2025/01/16 ブログ

◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い。

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン 

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。  

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

本日も、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

【シチリア州】

SICILIA 

今回は、19番目の州として『シチリア州』のご紹介になります。

 

そして本日はシチリア州の中でも、伝統的に各家庭で食べられているような前菜料理(オードブル)を、盛り合わせとして一皿分をご紹介したいと思います。

リストランテ(レストラン)の様なお店では、アンティパスト(前菜盛り合わせ)といえども、バランスを考えて綺麗な盛り付けを心掛けますが、ご家庭で食べる分には、食べやすさを重点に置いて盛り合わせるのがオススメです。

 

ぜひお試しくださいませ。

 

 

 

Cassata siciliana

【リコッタチーズのカッサータ】

 

カッサータには、バタークリームを使う「アブルッツォ風」や、生クリームを主体に冷凍してつくる「セミフレッドタイプ」もありますが、シチリアを代表するのがこの「シチリア風カッサータ」です。

羊乳のリコッタと多様なフルッタ・カンディータ(フルーツを砂糖漬けして乾燥したもの)を使うところが特徴で、この二つの材料の質がカッサータの出来を左右するほど重要です。

特にフルッタ・カンディータは日本では選択肢が少なく、良いものが入手しにくいですが、現在はタイ、台湾、国産の製品で、甘み、うまみ、固さの加減のほどよいものを選んで使う事が出来るようになっています。

 

また、現地のカッサータは相当に甘く、日本人にはなかなか受け入れにくい味わいかも知れません。

そこで、リコッタに加える砂糖をかなり控え、本来は周りに貼り付ける薄緑色のピスタチオ風味の甘いペーストも使わずに、ローストしたピスタチオを散らして香りを立たせるだけにしています。

 

[作り方]

①小麦粉、卵黄、卵白、グラニュー糖、牛乳で直径18cmのパン・ディ・スパーニャ(スポンジ生地)を焼きます。型をはずして冷まし、約1cmの厚さに切り分けます。

 

②羊乳のリコッタチーズとグラニュー糖を混ぜ合わせます。

 

③ピスタチオ(皮をむいたもの)を170°Cのオーブンで約6分間ローストします。

 

④お皿に①のパン・ディ・スパーニャを1枚置いて、直径18cmのセルクルをかぶせて、②のリコッタチーズを詰めます。もう1枚のパン・ディ・スパーニャをのせます。セルクルをはずして上面をリコッタチーズで覆います。

 

⑤上面にドライフルーツ(キンカン、ミカン、イチゴ、キウイ、メロン、リンゴ、マンゴーなど)の薄切りを彩りよく並べ、③のピスタチオを飾ります。冷蔵庫でよく冷やして提供します。

 

 

 

Brioche con gelato

【ブリオッシュ・コン・ジェラート】

 

ジェラートをブリオッシュで挟む食べ方は、シチリア独特のものだと思われます。

 

ジェラート専門店やバール(BAR)では、おなじみのスタイルです。

現地ではハンバーガーのバンズ風のパンで挟み、「パニーノ・コン・ジェラート」と呼んでいるところもあるようです。

 

手づかみで食べるので、レストランでは提供しづらいドルチェ(デザート)ですが、二つの要素をお皿の上で組み合わせて、シチリアを演出することはできると思います。

ソルベット(シャーベット)を挟んでもよいですが、ブリオッシュには、やはり乳製品の入ったジェラートのほうがよく合います。

ヴァニラ、チョコレート、ピスタチオ、ヘーゼルナッツがイタリアの代表的ジェラートですが、日本のジェラテリア(ジェラート専門店)では、チーズケーキにティラミス、マロングラッセ風味などが人気があります。

 

[作り方]

①ブリオッシュを焼きます。強力粉、薄力粉、塩、グラニュ一糖、インスタントドライイーストをボウルに入れ、よく混ぜます。卵と水を加えて、ボウルに生地がつかなくなるまでさらによく混ぜ合わせます。

 

②バターをラップフィルムなどで包み、麺棒などで叩いて柔らかくします。これを①の生地に加えて、全体につやが出るまで混ぜ合わせます。

 

③ラップフィルムをぴっちりかぶせて、冷蔵庫で6~8時間おいて一次発酵させます。生地が約2倍に膨らんだら、50gずつに分けて丸く成形し、バットなどに並べます。ラップフィルムをかぶせて、常温で20分間ほどおいて、生地が約2倍に膨らむまで二次発酵させます。

 

④190°Cのオーブンで約13分間、香ばしい焼き色がつくように焼き上げます。取り出して網の上で冷まします。

 

⑤ブリオッシュに横に切り目を入れ、ジェラート(お好みで味を選んで用意します)を挟みます。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様から愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと