仙台市内で12月24日の特別なクリスマスディナー。

2024/12/08 ブログ

◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

 

裏一番町、五橋通り沿い。

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン 

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。  

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。 

本日も、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【プーリア州】

PUGLIA

 

今回はプーリア州で食べられているお料理をご紹介したいと思います。

 

 

Agnello con patate alla contadina

《仔羊とジャガイモのオーブン焼き農家風》

 

・仔羊肉をジャガイモをはじめとする野菜とともに、オーブン焼きにした素朴な一品で、野菜が多いことから「農家風」とも呼ばれます。

 

お肉もお野菜も、生の状態からすべて一緒にじっくりと蒸し焼きにしていくのが特徴で、たっぷりの野菜とともに火を入れると、仔羊は柔らかくなり、野菜は羊のうまみを吸収して、味わいを増大させます。

 

赤ワインは水で割って使い、できるだけ素材の味を大切にするように心がけました。

最後にすりおろすチーズは、プーリア産のカチョリコッタの熟成タイプを使います。

パスタの仕上げなどにすりおろすチーズとして欠かせない食材です。

日本ではあまり出回っていませんが、プーリアらしさを表現するためには、なるべく入手するよう心がけます。

 

[作り方]

①.ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、グリーンアスパラガス、マッシュルーム、ニンニクは適当な大きさにカットします。

 

②耐熱容器に骨付き仔羊ロース肉、①の野菜、プチトマト、黒オリーブ、塩漬けケイパー(塩抜きしたもの)、赤トウガラシ、ローズマリー、オレガノ、パセリ、ローリエ、水、赤ワイン(水の1/3量)、E.V.オリーブ油、塩、黒コショウを入れ、最後にカチョリコッタ(羊と山羊のホエーからつくるリコッタチーズ。ここでは熟成タイプを使用します)をすりおろします。水分量は材料の3分の2が浸るくらい(骨付きロース肉8本で約1lℓ)が目安です。

 

③200°Cのオーブンで表面に焼き色がつくまで焼き上げます。

 

 

Pettole con miele e vincotto

《ペットレ ハチミツとヴィンコット》

 

イタリア各地にはさまざまな揚げ菓子のバリエーションがありますが、ここで紹介した「ペットレ」は、プーリア州で食べられているもの。発酵生地を使った揚げパン菓子ともいえるもので、モチモチとした食感が特徴です。

他の地方では一般にツェッポレ、ゼッポレ(zeppole)などと呼ばれる揚げ菓子に近いものです。

 

他の多くの揚げ菓子と同し様に、聖人の日や祭事との関わりが深く、ペットレもクリスマスシーズンに父かせないお菓子の一つです。

現地では、甘いドルチェとしてだけでなく、塩味のスナックとしてもよく見かけられるので、応用編として作るなら、生地にアンチョビやトマト、ケイパーを混ぜ込むなどのアレンジをして、アンティパスト(前菜)としても提供出来る様になります。

 

コツはなんといっても、オリーブ油で揚げることです。

生地自体はごくシンプルですが、オリーブ油のコクや風味をまとって、大変味わい深いものへと変化します。

仕上げはプーリア州特産のヴィンコット(ブドウから作る天然の甘味料)と、ハチミツ、グラニュー糖で3通りの味わいにしました。

 

[作り方]

①予備発酵をした生イースト5g、小麦粉(タイプ00)250g、塩1g、ぬるま湯250gを手で混ぜて柔らかめの生地をつくります。室温に1時間以上おいて発酵させます。

 

②オリーブ油を加熱し、①をスプーンですくい落としてきつね色に揚げます。

 

③ハチミツ、ヴィンコット(ブドウ果汁を煮つめて熟成させた甘味料)はそれぞれペットレにからめ、グラニュ一糖はまぶし付けます。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様から愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと