仙台市内で最高のクリスマスディナー。ソレント風レモンケーキ
【仙台フレンチ.シェフのブログ】
【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面（西南方向）に向かって徒歩17分。
仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面（南西方向）に向かって徒歩６分。
裏一番町、五橋通り沿い
光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店
フランス家庭料理とワイン
【ラ・フルール・ド・スリジエ 】
オーナーシェフの佐藤ふみひと
です。
今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。
この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。
ぜひ最後までお付き合い下さいませ。
本日も、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。
イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。
そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。
【カンパーニア州】
CAMPANIA
本日はカンパーニア州についてのお話しになります。
そして今回はカンパーニア州のお料理をご紹介したいと思います。
Delizia al limone
《ソレント風レモンのケーキ》
ソレントはレモンのリキュールである「リモンチェッロ」が特産品で、これを使ったレモンのケーキも有名です。
ただし、ゼッポレ（サン・ジュゼッペ祭の揚げシュー）やパスティエーラ（復活祭の焼き菓子）、トッローネ（ヌガー）などのナポリ菓子と比べると、比較的最近確立されたお菓子のようです。
スポンジ生地をレモン形に成形し、中にレモン風味のカスタードクリームを挟み、さらにレモンの皮を散らすという、遊び心いっぱいの一品です。
［作り方］
①卵黄、砂糖をすり混ぜ、泡立てた卵白を加え、薄力粉を加え混ぜます。この生地を絞り袋に入れて、レモン形に成形してオーブンで焼ぎす。
②レモンのケーキを横半分にカットし、リモンチェッロをしみ込ませ、レモン風味のカスタードクリーム（つくり方省略）を挟みます。
③生クリームを五分立てにし、レモンのケーキの上からかけて覆います。器に盛りつけて、おろしたレモンの皮を散らし、ミントの薬っぱ、ラズベリーをあしらい、粉糖をふります。
Melanzane al cioccolato
《ナスのチョコレート風味》
揚げたナスとカスタードクリームを重ねて、チョコレートでコーティングしたドルチェ（デザート）です。
アマルフィ地方でフェッラゴスト（お盆）に食べる伝統菓子のアレンジで、ナスは揚げるリチェッタ（レシピ）とシロップ煮にするリチェッタ（レシピ）とがあります。
高級品だったカカオをふんだんに使っているあたりに、アマルフィがその昔、海洋都市として名を馳せた時代の空気が感じられると思います。
味はといえば、つい物めずらしさが先行しますが、揚げたナスはとろけるほどに柔らかくてみずみずしく、おそらくナスとは気づかないほどに絶妙なハーモニーを醸し出しています。
そしてこのみずみずしさは、野菜ならではとも言えるでしょう。
原形はナスとチョコレートのみですが、ここではオレンジピールやナッツを加えたカスタードクリームを挟んで、変化をつけて仕上げて有ります。
［作り方］
①ナスは皮をむいて縦に厚さ約１cmにスライスし、小麦粉をまぶして、卵にくぐらせ、オリーブ油で揚げます。ペーパータオルにとって油をよくきります。
②カスタードクリームを炊いて、きざんだオレンジピール、軽くつぶしたアーモンド、松の実を混ぜ合わせます。
③カスタードクリームが熱いうちに、深めのバットに揚げたナス、カスタードクリームの順番に3段ほど重ねて、一番上をナスにします。
④ココアとグラニュー糖、薄力粉を混ぜ合わせて、牛乳を少しずつ加えてダマが残らないように混ぜあわせます。これを火にかけて、ベシャメルソース程度の濃度になるまで加熱します。適度に濃度が付いたら、熱いうちにナスの上全面に流しかけます。これを冷蔵庫に入れて、最低２日間ほどねかせます。
⑤冷やし固まったら、食べやすい大きさにカットして提供します。３〜４日目がナスとカスタードクリームがなじんで、一番良い状態になります。
以上、本日はここまでとなります。
今日も最後までお読みいただき、有難うございました。
次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう！(o^^o)
Au voir （オー ヴォワール）
À bientôt （ア ビアント ）
あなたを応援しています。
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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ
【La fleur de cerisierラフルールドスリジエ】
とはフランス語で『桜の花』を意味します。
桜の花のようかにこの街に根付き、皆様から愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。
皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。
ラ・フルール・ド・スリジエ
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予約担当
佐藤ふみひと
