仙台市内でチーズ料理。ナスと野菜のオーブン焼き

2024/11/09 ブログ

 【仙台フレンチ.シェフのブログ】

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

 

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

本日も、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

【モリーゼ州】

MOLISE

今回もモリーゼ州についてのお話しになります。

そして本日はモリーゼ州のお料理をご紹介したいと思います。

 

 

Tiella

《ナスと野菜の重ねオーブン焼き》

 

ティエッラは標準語のテガーメ(浅鍋)に当たる方言で、浅鍋でつくる料理を表わします。

 

普通はオーパル型のような大きな容器でボリュームいっぱいにつくりますが、ここでは直径8cmほどの小さなセルクル(型抜き)を使って品のよいレストランスタイルに仕上げました。

 

大きな型で大量につくる場合は、野菜からけっこう水分が出てくるので、オーブンで焼く時にスチームをきかせないほうがよいです。

焼きたての熱い状態を食べるのもよし、時間がたって冷めてからでも十分に美味しいです。

 

イタリアでは伝統的に野菜を生で食べる習慣がなく、つくりおきのきくこうした野菜料理が多く存在します。

 

[作り方]

①米ナスを厚さ8mmのスライスにし、塩をしてしばらくおきます。出てきた水分をふき取ります。タマネギ、ジャガイモ、トマトも同様のスライスにします。

 

②ニンニク、セロリ、イタリアンパセリを一緒にみじん切りにし、ドライのオレガノと塩、コショウで味をつけます(A)。

 

③調理皿に直径約8cmのセルクルをおきます。底に米ナスを敷いて、E.V.オリーブ油をかけ、〈タマネギ、ジャガイモ、トマト、Aの香味野菜〉の順番に重ねます。これをあと2回繰り返して3層にします。一番上にもE.V.オリーブ油をかけ、170°Cのオーブンで20分間焼きあげます。

 

④フレッシュトマトのピューレとトマトソース、E.V.オリーブ油を混ぜあわせて、お皿に薄く流します。野菜の重ね焼きをセルクルからはずして盛りつけます。

 

 

Zuppa molisana

《ヒヨコ豆とスカモルツァのスープ》

 

料理名にモリザーナ(モリーゼ風)とあるように、この土地のズッパ(スープ)の中で一番代表的なものになります。

 

ヒヨコ豆(チェーチ)、スカモルツアとパンでつくるシンプルな構成ですが、お豆をいっぱいに使っているので十分お腹にたまります。

 

スカモルツァはモッツァレッラと同じように湯で練ってつくる、南イタリアのポピュラーなチーズです。

モリーゼでも生産が盛んで、料理に使うだけでなく、簡単に薄切りをパリパリに焼いて食べたりもします。

 

[作り方]

①ヒヨコ豆を一晩水に浸してもどします。翌日、タマネギ、セロリのざく切りとローリエとともに柔らかくなるまで塩ゆでします。

 

②タマネギの薄切りをE.V.オリーブ油で炒めます。弱火にして時々蓋をしながら蒸し焼きにし、時間をかけて甘みと香りを出します。ヒヨコ豆とゆで汁を加え、しばらく煮こみます。

 

③田舎パンを厚さ約8mmのスライスにし(1人分3枚を用意)、とき卵にくぐらせます。耐熱皿にE.V.オリーズ油をぬり、底にパンを1枚敷きます。②の豆のスープを入れ、スカモルツァ・チーズの薄切りと、ロディジャーノ・チーズ(ロンバルディア州ローディ産のグラーナ・チーズ)をすりおろしたものをかけます。もう一度パン、豆のスープ、チーズの順に重ねて、一番上にもパンをおいてチーズ200°Cのオープンで約10分間火を入れす。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

     

 

あなたを応援しています。

 

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様から愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

予約担当

佐藤ふみひと