仙台市内で美味しいお肉が食べられるお店。黒豚グリル

2024/09/03 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い   

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【エミリア=ロマーニャ州】

EMILIA-ROMAGNA

今回は、エミリアロマーニャ州の特色とお料理についてのお話しです。

 

○.エミリア=ロマーニャ州の料理

 

【ロマーニャ風舌ビラメのパナートとおかひじきのサラダ】

Sogliola alla romagnola

con insalata di liscari

 

アドリア海に面したロマーニャ地方では舌ビラメをよく食べられています。

フランス料理では、舌ビラメといえばムニエルと決まった感がありますが、パナート(パン粉焼き)もヒラメの調理には適していることを実感出来るでしょう。

鯛やスズキなどのように身が厚い白身魚の場合は、直火のグリルでも良いですが、ヒラメのように身が薄い魚や、エビやイカなどの小さな魚介類には、パン粉焼きは火が柔らかく入るので最適の調理法の1つだと思われます。

エミリア=ロマーニャ州南東部の「リミニ」あたりの海岸沿いの屋台でも、パン粉をまぶした魚介類を串に刺して炭火焼きにして提供されています。

今回、一緒に盛り合わせたオカヒジキは、ロマーニャ地方では日常的に食べられているもので、魚介類の付け合せとしてよく登場するものです。

おかひじきは、シャキシャキと歯ごたえもよく、サラダとして添えるとフレッシュ感が出て食欲も増進します。

 

[作り方]

①舌ビラメは皮を引き、塩、黒コショウをふり、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルをぬります。

 

②パン粉(フランスパンを乾燥させて挽いたもの)、パセリ、ローズマリー、ニンニクのみじん切り、パルミジャーノ、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを混ぜて、少ししっとりとしたパン粉をつくります。

 

③パン粉を舌ビラメにまぶし付け、炭火で焼きます。

 

④オカヒジキは水で3回洗い、黒い部分を取り除き、さらに水に放って汚れを落とします。塩湯でゆでて、ゆで湯をきります。オリーブ油とレモン汁、塩で和えます。

⑤器に舌ビラメのパナートを盛り付けて、オカヒジキのサラダ、レモンを添えます。

 

 

 

【パルマ産骨付き黒豚のグリル、チポッロッティのアグロドルチェ】

Suino nero di Parma alla griglia

con cipollotti in agrodolce

 

パルマ産の黒豚は現地でも稀少であり、近年脚光を浴びている肉素材の一つです。

赤身部分はいかにも肉らしい濃密な味で、仔牛に近いイメージです。

脂身も厚くしっかりとしています。この特徴を活かすには、ストレートに炭火焼きにするのが一番だと思います。

付け合せには、モデナ名産のバルサミコ酢で甘酸っぱく仕上げた「チポロッティのアグロドルチェ*1.」に、モスタルダ*2.も添えます。

モスタルダは、ロンバルディア州のクレモーナやマントヴァが有名な産地ですが、隣接するロマーニャ地方でもよく食べられています。

脂身を食べたあとの口を、さっぱりさせる効果があり、コトレッタ(カツレツ)にも添えて出している。

 

*1. アグロドルチェとは、日本の「南蛮漬け」の様な料理で、甘酸っぱい味わいが特徴です。

 

*2.モスタルダは、マスタードの風味を効かせたフルーツや野菜のシロップ漬けです。元々は保存食として作られていました。

 

[作り方]

①パルマ産の黒豚の骨付きロース肉に塩、黒コショウをふり、炭火でゆっくりと焼きます。

 

②チポッロッティ(葉タマネギ)のアグロドルチェをつくります。フライパンに多めのエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを入れて加熱し、塊のままのニンニク、皮をむいて青い部分を切り落としたチポッロッティ(葉玉ねぎ)を入れます。チポッロッティの表面が少し焦げはじめるまでソテーします。バルサミコ酢、グラニュー糖、ヒタヒタのブロードか水を加えて、蓋(ふた)をして15分間煮ます。火を止めてそのまま冷まします。

 

③豚肉のグリルに、チポッロッティのアグロドルチェ、オレンジのモスタルダ(マスタードパウダーを加えて辛みをきかせた市販品のシロップでオレンジを煮たもの)

を添えます。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

     

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと