仙台で人気のパスタ。カエルのリゾット
◎仙台フレンチ.シェフのブログ
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裏一番町、五橋通り沿い
光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店
フランス家庭料理とワイン
【ラ・フルール・ド・スリジエ 】
オーナーシェフの佐藤ふみひと
です。
今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。
この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。
ぜひ最後までお付き合い下さいませ。
今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。
イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。
そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。
【エミリア=ロマーニャ州】
EMILIA-ROMAGNA
今回は、エミリアロマーニャ州の特色とお料理についてのお話しです。
○.エミリア=ロマーニャ州の料理
【カエルのリゾット、イタリアンパセリ風味】
Risotto con le rane
エミリア=ロマーニャ州東部のフェッラーラ周辺には湿地帯があり、カエルの産地として知られています。
この地方ではリゾットのほか、フリットにしたり、ゆでた丸麦と一緒にサラダ仕立てにしたりと、カエル料理にもいくつかのバリエーションがあります。
今回の料理は、基本どおりにつくったリゾットに、バターソテーしたカエルと、相性のよいパセリのピューレを組み合わせたものです。
盛付けした後にも、焦がしバターとスーゴ・ディ・カルネ(フォン・ド・ヴォー)を少量垂らして、香ばしさとコクを加えています。
[作り方]
①リゾットをつくります。タマネギのみじん切りをバターで炒めて、透き通ってきたら、お米(カルナローリ種)を洗わずに入れて炒めます。表面に火が通ったら、沸かした鶏のブロード(ブイヨン)を少量ずつ注ぎながら煮ていきます。最後にバターとパルミジャーノ・チーズ、イタリアンパセリのピュレ(エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルとともに、ミキサーにかけたもの)でつなぎます。
②カエルの脚肉に塩、コショウをし、バターでソテーします。
ふくらはぎの小さな部位は、骨から離してリゾットに混ぜて器に盛ります。骨付きのモモ肉は中央に飾ります。
③焦がしバターをつくり、スーゴ・デイ・カルネを合わせて温めたものを周りに少量流す。アサッキの小口切りを散らします。
【天然ウナギの炭火焼き】
Anguilla alla griglia
フェッラーラはカエルとともに天然ウナギの産地でもあります。
ウナギの質は日本の天然ウナギに匹敵するくらいによいでしょう。現地で行う調理法は、開いたウナギに塩、コショウをして炭火で焼き、レモンををかけて食べたり、ローリエとともに串に刺して焼くものが多いです。
ただ、皮は日本ほどによく焼かないので、香ばしさに乏く、ぬるっとした食感が残るのが気になるところ。
ウナギには、やはり甘からい味が合うと考え、ここでは甘みのある調味料「サーバ」に赤ワインを加えて、濃度が出るまで煮つめたものを、仕上げ直前にぬ香ばしさが出るくらいに焼いています。
サーバはブドウ果汁を煮めたこの地方の特産品です。これの応用としては、鴨や鳩のソースにも利用する事が出来ます。
[作り方]
①ウナギを背開きにして、骨と内臓を取り除きます。8〜10cmの長さに切り、両面に塩、コショウをして炭火で香ばしく焼きます。サーバ*1と赤ワインを混ぜて煮つめたものを、焼き上がりにウナギの両面にぬって再度軽く焼きます。ひとロサイズに切り分けて器に盛ります。
②セルフィーユ、エストラゴン、ディルの葉先をつまみ、2〜3cmの長さに切ったアサツキを混ぜて、レモンドレッシング(エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル、レモン汁、塩、コショウ)で和えます。
③このハーブサラダをウナギの上に盛り、周りにサーバと赤ワインを煮つめたものを少量、ソースとして流します。
*サーバとは、ブドウ果汁を煮つめた甘味料の一種で、エミリアニロマーニャ州の特産品です。サーパともいいます。
以上、本日はここまでとなります。
今日も最後までお読みいただき、有難うございました。
次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)
Au voir (オー ヴォワール)
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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ
【La fleur de cerisierラフルールドスリジエ】
とはフランス語で『桜の花』を意味します。
桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。
皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。
ラ・フルール・ド・スリジエ
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ご予約担当
佐藤ふみひと