仙台でお盆も営業しているフレンチビストロ。前菜盛り合わせ

2024/07/31 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【トレンティーノ=アルト・アディジェ州】

TRENTINO = ALTO ADIGE

 

トレンティーノ=アディジェ地方の食材を使ったお料理をご紹介いたします。

 

《前菜の盛り合わせ》

この土地らしい食材を使った前菜盛り合わせをご紹介致します。

季節は春を想定して、まず特産のホワイトアスパラガスを使用します。それと相性の良い卵のソースを合わせて「ポルツァーノ風」の乳化させる方法で、独特のなめらかな食感を作りました。

キャベツも、この地方ならではの熱々の油とお酢をかける、瞬間マリネにします。熱でしんなりとした食感も面白いです。

春先はまだ寒いので、冷静ではなく「ティエド(生暖かい温度)」にて提供します。

最後の仕立て方は、日本のレストランの様にオシャレに盛り合わせるようにします。

 

[作り方]

○.ホワイトアスパラガスのポルツァーノ風ソース

①.ホワイトアスパラガスを塩ゆでをし、食べやすい大きさに切り揃えます。

 

②.ポルツァーノ風ソース作ります。ゆで卵の黄身を裏ごしし、ブロード(ブイヨン)とお酢、マスタードを加えて混ぜ合わせます。サラダ油を少しずつ加えて乳化させながら繋ぎ、裏ごししたゆで卵の白身を加えて合わせます。

 

○.ウズラの胸肉のロースト、キャベツとスペック添え

③.キャベツを千切りにし、スペック(スモークハム)の千切りとフェンネルシードを合わせます。

 

④.フライパンにサラダ油を入れて加熱し、火から外して白あんビネガーをざっと加え、塩を振り熱いうちに03のキャベツにかけます。熱い油と酢で瞬間的にマリネししんなりさせます。

 

⑤.うずらの胸肉をロースとし、切り分けて乗せます。

 

○. カモ胸肉の燻製、玉ねぎのモスタルダ添え

⑥.玉ねぎのモスタルダ*1を敷いて、カモ胸肉の燻製を乗せ、クレソンを添えます。

 

⑦.お皿にフェンネルシードを散らし、上記の3種ともティエド(生暖かい温度)で提供します。

 

*1. モスタルダとは、甘いフルーツをマスタード風味のシロップに漬けこんだ、ピリッとした辛味のあるイタリアの伝統的な保存食です。

 

 

《豚の頭肉を使った前菜》

豚のほほ肉、タン、耳、皮をゆでてトロトロにし、それらを刻んでスパイスと一緒に合わせ、豚自身の皮や耳などに含まれるコラーゲンが熱で溶け出し、それが冷える事で再び固まるという性質を利用して作った、冷たい前菜料理です。

本来は講師の頭で作ります。

玉ねぎのスライスを添えて、ビネグレットソースで食べるのが一般的で、ビネガーやピクルスの酸味がよく合います。

またホワイトアスパラガスは、この地方ではよく採れる野菜です。

独特の食感と酸味がアクセントとなり、旬の時期にはピクルスにしておくと重宝します。

 

[作り方]

①.豚のほほ肉、タン、耳、皮を一晩、塩水に浸します。翌日、これらを一緒に鍋でゆでて、柔らかくなった順番に鍋から取り出していきます。粗熱が取れたらきれいにほぐしたり、またはカットして、クローブ、ネズの実、レモンの皮、塩、コショウ、裏漉しした煮汁を加えて混ぜ合わせ、テリーヌ型に入れて冷やし固めます。

 

②.①のテリーヌ型と同じ型を上から重ねて輪ゴムで留めてプレスし、軽い重石代わりにします。

 

③.冷やし固めた②を、薄く切り分けて盛り付け、ホワイトアスパラガスのピクルスとクレソンなどの野菜を飾り、ビネグレットソース、砕いた黒粒コショウをかけます。ビネグレットソースは、サラダ油、ワインビネガー、マスタード、塩、こしょうを混ぜ合わせて作ります。

 

 

以上、本日はここまでとなります。今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと