仙台のおしゃれビストロ。トレンティーノ伝統料理

2024/07/27 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【トレンティーノ=アルト・アディジェ州】

TRENTINO = ALTO ADIGE

 

〈トレンティーノ=アルト・アディジェ州の伝統料理〉パート1

○.トレンティーノ地方の料理

・ロースト肉を詰めたラヴィオリ………ラヴィオリは、小さめの四角に切った平たい麺に具材を乗せて、さらに上に麺を重ねて挟んだパスタです。

 

・とうもろこし粉のポレンタ………イタリアの家庭料理の定番で、とうもろこし粉を熱湯で練り上げて作ります。

 

・とうもろこし粉にそば粉を加えたポレンタ………ズマルツァーダsmalzada とも呼びます。アンチョビ、トレンティン・グラーナ・チーズ、溶かしバターをかけて、オーブンに入れて焼き溶かします。

 

・とうもろこし粉とじゃがいものポレンタ………お肉の煮込み料理やチーズと合わせます。

 

・小麦粉、そば粉にじゃがいもを加えたポレンタ………淡水魚のフリットやバッカラ(干し鱈)の煮込み、チーズやサラミなどと合わせます。

 

・スマカファムsmacafam ………そば粉を牛乳で柔らかく練って型に入れて、ルガーニカ(細いサルシッチャ)の薄切りを乗せてオーブンで焼き上げます。

 

・パスタ・エ・ファジョーリpasta e fagioli………「パスタと豆」という意味の料理で、うずら豆とパスタを煮込んだスープです。

 

・大麦のミネストラ………ミネストラは具材がたっぷり入ったスープです。大麦を入れたトレンティーノの味わいです。

 

・トリッパのズッパ………牛の胃袋(第二胃)で日本ではハチノスと呼ばれています。トリッパを入れた腹持ちの良いトマトスープです。

 

・カブとラルドの炒め物………ヨーロッパのカブは、身質がしっかりしていて煮崩れしにくい物が多いです。豚の背脂を塩漬けにして熟成させたラルドを細かく切って、一緒に炒めた家庭料理です。

 

・キノコのフリット………旨みの多いキノコを衣を付けて油で揚げた料理です。

 

・キノコのグリル………ポルチーニ茸などの大きいキノコを焼いて塩とコショウで食べます。

 

・キノコのトリファラーティFunghi trifolati………薄切りにしたキノコを、ニンニクオイルで炒めて、刻んだイタリアンパセリを加えた料理です。

 

・クラウティcrauti ………ドイツではソーセージの付け合わせとして定番のザワークラウトの事です。キャベツを細く切って、ネズの実やコリアンダー、などを合わせて塩漬けにして、4週間置いて乳酸発酵させた漬け物です。使用するときは水で洗って、ストゥルット(精製ラード)などで炒め、豚の足や皮、スペック、ハーブ、スパイス(ローリエ、ニンニク、ネズの実、粒コショウ)を加えて軽く煮込むのが一般的です。肉料理の付け合わせなどに利用します。

 

・鱒(マス)のマリネ、レーズンとパセリ風味………日本ではサーモンマリネとして提供されています。トレンティーノでは、それにレーズンとパセリを添えて提供します。

 

・牛肉の牛乳煮込み………牛乳で煮る事によって、牛の臭みを抑える事が出来ます。

 

・クルミを詰めたゆで鶏………丸鶏の内臓をくり抜いて中を洗い、クルミを詰めてブロードでゆでます。

 

・ルカーニカとクラウティのワイン煮Lucanica coi crauti………炒めたクラウティ(ザワークラウト)を赤ワインで煮て、ルカーニカ*1.を加えて、さらに煮込んだ料理です。

*1.ルカーニカは、豚肉、牛肉、ロバ肉で作るサルシッチャ(腸詰め)です。

 

 

以上、本日はここまでとなります。今日も最後までお読みいただき、有難うございました。

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと