仙台でラム肉といえばラフルールドスリジエ。仔羊のロースト

2024/05/30 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【ピエモンテ州の料理】Piemonte

 

《仔羊のロースト、ニンニクとハーブの風味》

Arrosto di agnello alle erbe aromatiche e aglio 

 

レストランでは、仔羊料理というと背肉をロゼ色に焼いた物が多いです。

味も食感もソフトで、美味しく味わうための手法の一つですが、仔羊の魅力はそれだけでは無いはずだという思いから、別のアプローチとしてこちらの料理をご紹介いたします。

首やバラ肉の塊を、低温の火で水分や脂分を飛ばしながら時間をかけて焼き切るというイメージのローストで、見た目も味わいも重厚で力強くなっています。

肉や野菜、はーずから染み出る水分と脂、さらには風味付けにふりかける白ワインが煮詰まって、さらに焼き付けられ、渾然一体となった旨みと香りが肉にまとわり付いて、一種のカラメリゼ(砂糖を焼き焦がした)の様な状態に焼き上がります。

ピエモンテ州に伝わるクラシカルな技法で、繊細さとは対極の、極めつきの濃い旨みが味わえるローストだと思います。

現地では復活祭などのお祭りで、よく作られる料理です。

 

 

[作り方]

①.仔羊の首肉とバラ肉を骨付きの塊で用意して、オリーブオイルを敷いたフライパンに置きます。置いてから火をつけて、低温でじわじわと焼きながら表面全体の水分と脂分を抜いていきます。途中で塩とコショウをし、さらに焼くと水分がにじみ出てくるので、これらの水分が無くなるまでさらに低温で焼きます。

 

②.小さめのざく切りにした〈玉ねぎ、人参、セロリ〉と〈皮付きのニンニク、ローズマリー、セージ、タイム、ジュニパーベリー(ネズの実)、フレッシュのローリエ〉を①のフライパンに加えて、塩とコショウをして、野菜の水分が抜けるまで肉と一緒に焼いていきます。白ワインをふって、180℃のオーブンに入れて約2時間ほどローストします。途中で繰り返し肉の向きを変えて、白ワインをふります。

 

③.肉を取り出してアルミホイルで包んで、温かい場所に置いておき、保温します。焼き汁は白ワインと肉のブロード(出汁)を足して煮詰めて、漉してジュとします。

 

④.じゃがいも(スタールビー種、または新じゃが)を10〜20秒間塩ゆでにします。2等分にして潰したニンニクと、ローズマリーと一緒に塩とコショウ、オリーブオイルをふりかけて、180℃のオーブンに入れて柔らかくローストします。

 

⑤.仔羊肉を一人前に切り分け、③のジュを少量かけて、特に切り口を焼きつけるように、高温のオーブンで温めます。器に盛り付け、ジュをかけてハーブを飾ります。④のじゃがいもをニンニクと一緒に添えます。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと