仙台市内でシェフがおすすめする美味しいお店。ボッリート・ミスト

2024/05/27 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【ピエモンテ州の料理】Piemonte

 

《ボッリート・ミスト》

Bollito misto 

ボッリート・ミストは、直訳すると『煮込み料理の盛り合わせ』という意味になります。

 

北イタリア一帯で非常にポピュラーな料理の1つです。様々なバリエーションがあります。

一般的に牛肩肉や牛テール肉がよく使われますが、牛肩肉はパサつきやすく、牛テール肉は大き過ぎるので、代わりに牛ほほ肉、牛タンをそれぞれ入れています。

牛ほほ肉ならパサつかず、旨みもしっかり出て美味しく仕上がります。

ゆで汁は、地元ではリゾットやスープに使われていますが、今回はスープ仕立てにしました。

元々は鍋ごと提供する料理ですが、お店などで提供する際には、一人前ごとに盛り付けて、地元では定番のじゃがいも、キャベツだけではなく、彩りの良い野菜を合わせて、バニェット(サルサのピエモンテの方言)と、モスタルダ(イタリアのロンバルディア州、クレモナ生まれの料理で、フルーツをマスタード風味のシロップに漬けた食べ物です)を添えておすすめすると良いです。

 

 

[作り方]

アルカリ性の水(一般的に日本の水道水は弱アルカリ性です)に塩を入れて沸かします。地鶏(宮崎地鶏、秋田比内鶏など)のもも肉、牛ほほ肉、牛タン(水に浸けて血抜きをする)、を入れて茹でます。アクを丁寧に取り除いて、アクが出てこなくなったら、玉ねぎ、人参、セロリ(少量の葉っぱも一緒に)、ローリエ、白粒コショウを加えて、さらに茹でます。それぞれの肉は茹で上がったものから順番に引き上げます。鶏肉は1.5時間、牛ほほ肉は4時間、牛タンは5時間が目安です。牛タンは熱いうちに皮をむきます。

②.牛ほほ肉、牛タンを食べやすい大きさに切り分けます。煮汁は煮詰めて、塩とコショウで味を調えます。

③.じゃがいも、キャベツ、人参、グリーンアスパラガス、をそれぞれ塩ゆでして、食べやすい大きさに切り分けます。

④.バニェット(サルサソース)を作ります。みじん切りにした〈ゆで卵、玉ねぎ、ケイパー、きゅうりのピクルス、アンチョビ、パセリ〉とパン粉(白ワインビネガーに浸けて湿らせておきます)、エクストラ・バージン・オリーブオイル、ニンニク少量を合わせます。

⑤.深皿に肉類と野菜を盛り付けて、スープを注ぎます。バニェット、モスタルダ*1.を添えて提供します。

 

*1.モスタルダとは、マスタード入りのシロップち漬けた果物などのピクルスです。

ジャム、ここではイタリア産のモスト(ブドウ果汁)のモスタルダにクルミなどを加えて、煮直して使用しています。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

〈宮城 /仙台 /せんだい /sendai  /miyagi  /仙台フレンチ /自家製パン /フレンチ仙台 /パスタ /サプライズ /誕生日 /デート /デートにおすすめ /お洒落 /夜景 /仙台駅 /一番町 /仙台市青葉区一番町 /五橋 /ケータリング/オードブル /仙台グルメ /フランス料理 /仙台ビストロ  /飲み放題 /貸し切り /牛タン /パーティー /送別会 /歓送迎会 /仙台ワイン /シャンパン飲み放題  /片平周辺 /結婚式二次会 /レストランウェディング /フリードリンク /お一人様歓迎 /晩酌セット /仙台女子会 /仙台ディナー /仙台で話題 /日曜日営業 /ワイン /1人飲み女子 /一人飲みセット /深夜フレンチ /仙台パスタ /肉フレンチ /魚フレンチ /仙台夜ごはん /テイクアウト /単身赴任におすすめ /裏一番町 /五橋通り /クリスマスディナー〉

 

仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと