仙台でパスタらスパゲッティが美味しいお店。アニョロッティ

2024/05/25 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【ピエモンテ州の料理】Piemonte

 

《アニョロッティ・ダル・プリン》

Agnolotti dal plin 

 

アニョロッティは、いわゆる『ラビオリ』の事です。大小様々な詰め物をしたパスタを指して呼び、「プリン」もその一つに含まれます。

詰め物をしたパスタの生地の、両脇を指でつまんで形を作るのが特徴で、ランゲ地方やアスティ地方一帯など、ピエモンテ州南部に伝わる伝統的な料理です。

 

詰め物は3種類のお肉のローストに、炊いたお米とほうれん草、卵などを混ぜる、手の込んだもので、パスタ成形の工程も含めて、いろいろな調理技術の詰まった料理になります。

 

今回は、複雑な食感と香りの立つお肉の詰め物の美味しさを際立たせ、料理としての印象を強める目的で、パスタ生地を本来よりもかなり薄くし、向こう側が透けるほどに伸ばしています。

つるっとした喉越しの良い生地と、咀嚼(そしゃく)するほどに旨味が溢れる詰め物との対比を狙ったものです。

詰物には、この他にフォンデュータ(チーズ・フォンデュ)を用いることも多いです。

 

 

[作り方]

①.アニョロッティの生地を作ります。小麦粉(タイプ00)、全卵、塩、エクストラ・バージン・オリーブオイルを混ぜて、5分くらい捏ねくり合わせます。冷蔵庫で1時間ほど休ませてから、パスタマシンに繰り返し通して薄く伸ばします。(下に当てた手が透ける位の極薄にします)。幅10cm(長さは詰め物の量や仕上げたい大きさによって変える)の帯状に切り整えます。

②.詰め物を作ります。牛もも肉、豚ロース肉、うさぎ肉(すべての部位をばらす)に塩とコショウをして、ニンニクとローズマリーと一緒にオーブンでローストし、完全に火を入れます。オーブンから取り出したにくは粗熱を取り、冷蔵庫で一晩寝かせた後、冷えて固まった肉を3cm角に切り揃えて、フードプロセッサーにかけます。

③.加熱したフライパンにバターを溶かして、中火でお米を炒め、お米が透き通ってきたら、白ワインと牛のブロード(出汁)を注いで柔らかめに煮上げて、すり下ろしたパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズを混ぜた後、軽くミキサーにかけます。

④.ほうれん草は塩ゆでして、水気を絞り、ニンニクと一緒にフライパンで炒めてから刻みます。②の肉、③のお米、④のほうれん草を合わせて、溶きほぐした卵を加えて混ぜ合わせます。

⑤.混ぜ合わせた④の詰め物を絞り袋に入れて、①のアニョロッティの生地の真ん中に、1.5cm間隔で絞り出していきます。生地を二つ折りにして詰め物がはみ出さない様に被せて、指先に小麦粉をつけて、包んだ生地の両脇をつまんで、生地を押し出しながら生地と詰め物を密着させます。パイカッターで袖側の余分な生地を切り落として、形を揃えます。

⑥.⑤のアニョロッティを塩ゆでします。フライパンにバターとローズマリー、グラス・ド・ヴィヤンド(フォン・ド・ヴォーなどを煮詰めて作る肉のエキス)を入れて温め、茹で上がったアニョロッティを入れて和えます。塩とコショウをふり、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズで和えて器に盛り付けます。

 

 

以上、本日はここまでと成ります。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと