仙台の駅近くで美味しいグルメ。鹿肉のローストと赤ワイン煮込み

2024/05/15 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理、特に地方料理についてのお話です。

 

 

【ヴァッレ・ダオスタ州の料理】

Valle d’aosta 

ヴァッレ・ダオスタ州は、イタリア西北端に位置する、イタリアにある20の州の中で、一番面積の小さな州です。

 

 

○.鹿肉のローストと赤ワイン煮込み

Cervo arrosto e carbonade (チェッロ・アロースト・エ・カルボナーデ)

カルボナーデは、ヴァッレ・ダオスタ州の方言で赤ワイン煮込みの事(一般にはカルボナータ、フランス料理のカルボナード)です。シカ肉や牛肉の赤ワイン煮込みは、この地方の定番料理の1つです。

切れ端のお肉を使うことが基本で、赤ワインに漬け込んでから、血が混じった赤ワインをそのまま使って煮込みます。

ただ、こうするとアクが大量に出るので、それを丁寧に取り除くことがポイントです。

ここでは近年、北イタリアのリストランテで流行しているスタイルを意識し、フィレ肉やもも肉はローストにし、スジの多い肉は煮込み料理にする、と言うように同じ鹿肉でも、異なる部位を1皿にに盛り込んで、味の変化を楽しんでもらえるようにしました。

ガルニチュール(付け合わせ)には、この地方でよく食べられているポレンタ(トウモロコシの粉を熱湯かブロードで煮込んで練り合わせた料理です)を添えるのが、最もポピュラーです。

 

[作り方]

①.スジが多く入っている部位の鹿肉を、細かく切って、赤ワインと適当な大きさに切った人参、玉ねぎ、セージ、ローリエで一晩マリネします。

②.鹿肉をマリネ液から取り出し、水気を拭きます。鹿肉は塩とコショウをして強力粉まぶし、オリーブオイルを引いたフライパンで、表面をコンガリとソテーします。

③.マリネ液には赤ワインを加え、沸騰させてからアクを丁寧に取ります。ここへソテーした②の鹿肉を加えて、アクを取りながら2時間半位煮込んでカルボナーデとします。

④.鹿のロース肉、またはもも肉の塊に、塩とコショウをして、ローリエとローズマリーと一緒に、200〜250℃のオーブンで、回しながら焼きます。温かいところにしばらく置いて休ませます。

⑤.ポレンタを作ります。鍋に牛のブロード(出汁)を沸かして、ポレンタの粉(全粒)を入れて、混ぜながら煮込んでいきます。フォンティーナ・チーズを加えて混ぜ合わせて、塩とコショウで味を整えます。

⑥.お皿にポレンタを盛り付け、薄く切った鹿肉のローストを並べ、最後にカルボナーデをソースをかける様に添えます。

 

 

○.アーモンドのズッパ

Zuppa di mandorle 

18〜19世紀に、ピエモンテ州から伝わったと言われるアーモンドは、保存性の高い食材を求めるこの地方に、しっかりと根付きました。このスープはアオスタのとあるリストランテのスペシャリテで、アーモンドのピューレを濃厚な牛乳で伸ばし、バターでコクを出すと言う、山岳地方らしい一品です。

温かい状態でも、冷たくしても、また食中でもドルチェ(デザート)としてでも提供できます。

 

[作り方]

①.薄皮のついたアーモンドを軽く茹でて、水気を切ってから薄皮をむきます。

②.少量の牛乳と一緒にミキサーにかけて、ペースト状になったら牛乳で伸ばし、シナモンを加えます。

③.鍋に移して、クローヴ(弔 丁字)、パン粉、砂糖、無塩バターをそれぞれ加えて、火にかけます。

④.お皿に盛り付けて、クローヴを1つ浮かせます。

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと