仙台の駅近くで1人飲みが出来るフレンチ。ヴァッレダオスタ州
◎仙台フレンチ.シェフのブログ
【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。
仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。
裏一番町、五橋通り沿い
光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店
フランス家庭料理とワイン
【ラ・フルール・ド・スリジエ 】
オーナーシェフの佐藤ふみひと
です。
今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。
この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。
ぜひ最後までお付き合い下さいませ。
今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。
イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。
そんなイタリア料理についてのお話です。
【ヴァッレ・ダオスタ州】
○.ヴァッレ・ダオスタ州の特徴
イタリア北西部に位置しており、イタリアにある20州の中で一番小さな州で、フランスとスイスに国境を接しています。
州のほとんどが風光明媚な山岳地帯、渓谷地帯になっています。内陸性の気候で、山岳地帯に特有の激しい気温の変化が特徴です。
湿度は低くて、降雨量は20州中最も少ないですが雪は多くて、スキーヤーたちの憧れの地でもあります。
家庭では現在でもフランコ=プロヴァンス語が話されており、フランス語とイタリア語のバイリンガル地域である事も同州の大きな特徴です。
その伝統が料理にも反映されています。ただし、スイスと国境を接するモンテローザ山付近のグレッソネイ地域には、ドイツの影響が見られます。
伝統的な料理にはオリーブオイルは見当たらず、バターとストゥルット(精製ラード)など、動物性油脂が使われます。
またパスタにもあまり馴染みがなく、プリモピアットはもっぱらスープ類やポレンタ(トウモロコシの粉を沸騰したお湯や出汁で煮て作る料理)になります。
寒さの厳しい長い冬は雪で閉じ込められるため、羊やヤギの肉などで作る干し肉や、モチェッタ(mocetta )や豚の血液が入ったサラミ、ブーダン(boudin )など、保存の効く蓄肉加工品が多く生産されてきました。
以前は牛肉を食べる習慣がなく、唯一、役牛が年老いて働けなくなったときにしか食用にしなかったことから、最も身近な食肉は鹿や野ウサギなどのジビエ類になります。
体を温めるリキュールや赤ワインを温めたヴァン・ブリュレ(vin brûlé )も、寒い土地の必然から生まれたものです。
昔はパンも1年に数回しか焼かないで、長期にわたって保存をしていました。そのため硬くなったパンを、専用の道具コパパン(copapan)で切り、スープやミルクに浸して食べていました。
また高原の野菜で育つ乳牛のミルクから作られる「フォンティナ・チーズ」は同州を代表する特産物です。
個性的な味わいで加熱すると、クリーミーにとろけ、様々に使われて同州の料理を特徴付けています。
《ヴァッレ・ダオスタ風コーヒー》
Cafe Valdosta no
別名、カフェ・ダミチッツィア(友情のコーヒー)と呼ばれる、ヴァッレ・ダオスタ州独特のコーヒーです。
グロッラと呼ばれる専用の木彫りの器に、熱いコーヒーとグラッパ(ブランデー)、砂糖、オレンジの皮、シナモン、クローブ(丁字)などを入れます。
蓋(フタ)をして、グロッラに砂糖を振りかけたら、蓋を開けて、グラッパのアルコール分が蒸発したところに火をつけ、炎が上がるのも楽しみの1つです。
炎が消えたら、器の突き出た口からみんなで回し飲みをします。飲むときは飲み口の両隣の口を指で押さえて、こぼれないようにします。
以上、本日はここまでとなります。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)
Au voir (オー ヴォワール)
À bientôt (ア ビアント )
あなたを応援しています。
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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ
【La fleur de cerisierラフルールドスリジエ】
とはフランス語で『桜の花』を意味します。
桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。
皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。
ラ・フルール・ド・スリジエ
仙台市青葉区一番町1丁目15-20
薗田ビル1階
TEL 022-724-7448
ご予約担当
佐藤ふみひと