五橋にある教えたくない隠れ家レストラン。イタリア地方料理

2024/05/07 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

今日は、イタリアの地方料理についてお話していきたいと思います。

イタリアとフランスは、隣り合っている国同士だけではなく、地方によっては気候や食材も同じだったりしますので、近しい料理も数多くあります。

そんなイタリア料理についてのお話です。

 

○.イタリアの地方料理、気候、風土がもたらすもの

イタリアはヨーロッパ大陸から地中海に突き出た、イタリア半島と地中海最大のシチリア島、2番目に大きいサルディーニャ島からなる長靴形をした国であります。

北にはヨーロッパ大陸を背にアルプス連峰が高々とそびえ、フランス、スイス、オーストリア、スロベニアと国境を接し、南のシチリア島の対岸には、間近にアフリカ大陸のチュニジアが迫ります。

半島の中央には、背骨のようにアベニン山脈が走り、山岳地帯と海岸地帯をくっきりと形作っており、山脈の延長上にあるシチリア島のエトナ山は毎日噴煙を上げる活火山です。

半島の付け根部分には、パダーナ平原が広がり、イタリア最大のポー川が横切るように流れて広大な土地を潤します。

このように南北に長く起伏に富んだ地形が、モザイクのように入り組んだ複雑な気候を生み豊かな自然の恵みをもたらしています。

産物を見れば、平原ではトウモロコシや小麦などの穀類、水田地帯ではお米や蛙など、牧草地では酪農が盛んで、食肉のみならず、チーズや生ハムなどの加工品が生産されます。丘陵地帯では、果物やナッツ類が収穫され、山には栗や豊かな自生キノコが実り、豊富なジビエ類が育ちます。

地中海やアドリア海からは新鮮な魚介類が水揚げされ、川や湖水地方では各種の淡水魚が獲れます。

身近な特産物を生かして、それぞれ土地に根指した料理が工夫され受け継がれて、多彩な地方料理が発展してきました。

北から南までイタリア各地を旅すると、1つの国とは思えないほど、様々な食文化に出会うのは、こうした背景があるからです。

 

 

○.北と南の食の違い

南北に長いイタリアでは、とりわけ北と南の違いが象徴的に語られることが多いです。

例えば、酪農が盛んな北部では伝統的にバターが料理のベースになりますが、オリーブの栽培が広く行われている中南部では、オリーブオイルが基本となります。

また、主要穀物である小麦粉も、北部は軟質、南部は硬質の栽培が中心です。それに伴って手打ちパスタは、北部では軟質小麦に卵を加えて練り込み、南部では水とコシの強い硬質小麦で練り込んだパスタが作られます。

軟質と硬質の小麦粉の違いは、パンにも反映されています。グルテンの少ない軟質小麦を使う北部では、パンの食感はさっくりと軽く小ぶりのものが中心ですが、グルテンの多い硬質小麦を使う南部では、パンはむっちりとして大形になります。

 

 

○.歴史的背景がもたらすもの

地方料理の発展には、イタリアと言う国の歴史的な背景も大きく影響しています。

さかのぼってローマ時代には、兵士たちによって遠征先の東西各地の食材が伝えられ、その後は幾多の国の統治により、あるいは戦いを通して様々な食文化が移入されてきました。

それが各地に根付いて、独特の郷土料理として育まれていったのです。

しかもイタリアでは長い間、都市国家隆盛時代が続いていたために、それらが流動することなく地元でしっかりと守られてきました。

イタリアが1つの国として統一されたのは、1861年で、まだ約160年前のことなのです。

奇しくも、イタリア王国統一に貢献したガリバルディ将軍曰く「統一はなされたが、さてこれからイタリア人を作らなければならない」と語ったといいます。

それぞれ独立した小さな都市国家が集まって生まれたのがイタリアであり、そこには共通するイタリア人像などと言うものは存在しなかったのです。

料理もまた然りで、イタリア料理として1くくりにするには、あまりにも多種多様な料理があるのです。

そこがイタリア料理は「地方料理の集合体」であると言われる所以なのです。

その上、独自性を重んじるイタリア人気質から、同じような料理であっても、そこに1工夫も2工夫も加えて、地方ごと、地域ごと、町や村ごとに違いがあるのが現実です。

 

 

 

といった所で本日はここまでとなります。

この続きは次回のブログでご紹介いたします。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと