仙台名物のお店。ソースシャスール

2024/02/15 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

今回は、フランス料理の『ソースの作り方』をご紹介したいと思います。

フランス料理のソースは、日本料理の出汁(出汁)にあたる『フォンfond 』をベースにしたものが多く、またメインとなる食材に合わせてフォンも変えていたりします。

 

仕上げとなる塩も、食材に合った塩加減を心がけます。

 

 

【ソース・シャスール】

Sauce Chasseur 

・マッシュルーム(薄切り)………15個

a.無塩バター     ………15g

a.ピーナッツオイル  ………15ml

・エシャロット(みじん切り)………1個

・白ワイン      ………200ml

・フォンドヴォーリエ*1………250ml

・煮トマトのソース・クーリ*2………大さじ2/3杯

・モンテ用無塩バター     ………20g

・パセリ(みじん切り)   ………小さじ1杯

・ピーナッツオイル  ………15ml

・塩、コショウ    ………各適量

 

*1. フォン・ド・ヴォー・リエは、子牛の端肉やスジ肉、香味野菜、ハーブ、などを煮込んで旨味を抽出した後に、さらに煮詰めて濃度を付けたスープです。詳しい作り方は以前のブログをご参照ください。

 

*2. 煮トマトのソース・クーリは、完熟トマト、ニンニク、玉ねぎ、トマトペースト、ハーブ類、を煮込んで作る、トマトの濃縮な旨みが詰まったソースです。

 

[作り方]

①.フライパンに、薄切りにしたマッシュルームと、a.のバターとピーナッツオイルを入れて加熱し、色が付くように中火でソテーして、一度お皿に取り出します

②.鍋にピーナッツオイル15mlを入れて加熱し、みじん切りにしたエシャロットをしんなりするまで炒めて(シュエsuer )、白ワインと①のマッシュルームを加えて、60mlになるまで煮詰めます。

③. フォン・ド・ヴォー・リエと煮トマトのソース・クーリを②に加えて、2/3量になるまで煮詰めた後に、塩とコショウで味を調えて、モンテ用無塩バターを混ぜ入れます。最後にみじん切りのパセリを加えます。

 

[ポイント]

○. 鶏胸肉のソテーなどによくマッチする、クラシカルなソースですが、トマトソースを「クーリ」で代用して、より現代風にアレンジしました。

 

[用途]

・鶏肉、豚肉、子牛など

 

 

【マッシュルームのデュクセル】

Duxelles de Champignons 

 

[材料]仕上がりで約150g

・マッシュルーム(みじん切り)………200g

・エシャロット(みじん切り)………1+1/2個

・無塩バター     ………30g

・塩、コショウ    ………各適量

 

[作り方]

①.平鍋に無塩バターを入れて加熱し、バターを溶かしたら、みじん切りにしたエシャロットを加えて、色を付けないように弱火でシュエsuer します。

②.マッシュルームを加えて、木ベラなどで混ぜながらシュエして、水分をとばしていきま飛ばしていきます。

③.程よく水分が蒸発して、ペースト状になったら、塩とコショウで味を調えて、バットに移して平らにならします。そのまま冷ましたら真空パックに入れて、冷蔵庫で保存します。

 

[ポイント]

○. マッシュルーム(シャンピニオンドパリ)は、新鮮でよく締まった、真っ白いものを使います。

○. マッシュルームのデュクセルは、かつて魚介類やお肉の詰め物(ファルスfarce )には、無くてはならない材料の一つでしたが、現代では詰め物をする料理自体が少なくなってきたので、あまり作られる事が無くなりました。ですが、工夫次第では何かと重宝します。

 

[用途]

・各種ファルス

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント )

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

【La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと