仙台で特別なクリスマスディナー。フォンドヴォー ②

2023/10/25 ブログ

 ◎仙台フレンチ.シェフのブログ

 

 

【仙台駅】から東北大学の片平キャンパス方面(西南方向)に向かって徒歩17分。

仙台市地下鉄“東西線”【青葉通り一番町駅】から仙台高等裁判所方面(南西方向)に向かって徒歩6分。 

 

裏一番町、五橋通り沿い

 

光原社さんの向かい側、フランス国旗が飾ってある1階のお店

フランス家庭料理とワイン

【ラ・フルール・ド・スリジエ 】

オーナーシェフの佐藤ふみひと

です。

 

今日も皆様のお役に立てる様に、精一杯やって参ります。

 

この出会いが、とても価値のある有意義な出会い、と感じていただけましたら幸いです。

ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

 

本日も、改めまして『フランス料理の基本』についてのお話しをして参り、たいと思います。

 

そして今回ご紹介するのは、まさしくフランス料理の基本の『き』となる“フォン”についての解説です。

 

それでは早速参りましょう。

 

今回は前回ブログからの続きとなります。

 

【フォン・ド・ヴォー(fond de veaux )】

パート2

フォンドヴォーは、仔牛の骨やすじ肉からとった出汁です。

 

 

フォンドヴォーをさらに濃縮させてソースとしての要素を持たせた『フォンドヴォー・リエ』は、古典料理の「ソース・エスパニョール」、または「デミグラス」と比較して、徹底的に違う部分があります。

フォンドヴォーリエは、どんな料理にどんな味わいにするかなどの利用目的によって、如何様にも対応できる柔軟性があり、軽い中にも非常にコクのあるバラエティーに富んだ、各種ソースえと派生させていけます。

しかし、一方で、ソース、エスパニョールとデミグラスは、それ自体が既に完成された画一的で個性的なソースであるが、故に、多様性には乏しく、利用目的も限定されてしまいがちであります。

加えて、味覚的にも多少の重さがあり、ここにも今日使用されなくなった要因の1つがあると考えられます。

フォンドヴォーは、基本的に仔牛の素材だけで作りますが、その中にも3種類の作り方がありますのでご紹介いたします。

 

《フォン・ブラン・ド・ヴォー》

(子牛の褐色フォン)

仔牛の素材だけで白色フォンを作って、コクのあるフォンに仕上げます。

 

《フォン・ド・ヴォー・リエ》

上記のフォン・ブラン・ド・ヴォーを煮つめて、コーンスターチで軽くとろみをつけたフォンです。

 

《フォン・ド・ヴォー・トマテ》

フォンドヴォーに、たっぷりの裏漉ししたトマトを加えて仕上げたフォンです。

 

 

フォン・ド・ヴォー・ブラン、あるいはジュ・ド・ヴォー・ブラン(仔牛の褐色フォン、あるいは肉汁)の1つの作り方として、白色フォンか水を加える、といやり方がありますが、もちろん水とフォンでは、出来上がりこコクに大きな開きがあります。

なので水を加える場合には、水1ℓあたり3gの塩を加えるのが目安です。

水の塩分の濃さは、出来上がりの量に比例する事を認識しておきましょう。

 

フォンドヴォーは、現代ではますますその役割が高まっていますご、残念なことに日本では材料となる仔牛が極端に少なく、必要な骨やスネ肉、スジ肉に至るまで、そのほとんどを外国の輸入に頼らざるを得ない状況です。

供給も不安定な中でフォンドヴォーを作るのは、ハンディが伴い、特に小規模レストランのシェフなどは苦労も多いかと思います。

その解決策の1つの方法として、仔牛の骨やスジ肉以外にも、成牛のスジや、豚の骨などを少し加えるなどの工夫も必要となります。

いずれにしても、フォンドヴォーは基本となるフォン(出汁)であるだけに、できるだけの努力をし、常に満足のいく状態を保ちたいものです。

 

 

 

以上、本日はここまでとなります。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回もまた、ラフルールドスリジエ のブログでお会いいたしましょう!(o^^o)

 

 

Au voir (オー ヴォワール)

À bientôt (ア ビアント 

 

あなたを応援しています。

 

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仙台でフレンチと言えばラフルールドスリジエ

 

 

La  fleur de cerisierラフルールドスリジエ】

とはフランス語で『桜の花』を意味します。

 

桜の花のようかにこの街に根付き、皆様かはら愛されるお店に成れるようにとの想いを込めました。

 

皆さまのお役に立てる様な、お店に成れれば幸いです。

 

ラ・フルール・ド・スリジエ 

仙台市青葉区一番町1丁目15-20

薗田ビル1階

TEL 022-724-7448

ご予約担当

佐藤ふみひと